【簡単ではない話】頭が良いことと賢いことはイコール?

 

こんにちは。

 

Mikeyです。

 

つい先日ですね、

「頭良いね!」とか「やっぱ賢いねぇ〜」って、

言われている場面を目撃したんですが、、、

 

前々から思っていたことがあって、

 

この「頭が良い」「賢い」って違いがあるのかな?

 

思ったことないですか?

 

多分使っている人は違いをつけて使ってないと

思うのですが、なんか気になって。。。💦

 

ちょっとひねくれてるかもですが、

馬鹿にされていると感じる人もいるんだとか、、、

 

なんか悲しい事実ですよね。

 

なので、今回はこの「頭が良いことと賢いこと」が

イコールとしてつながるのかどうか。

これを考えてみようと思います。

 

 

では、以下内容でスタート。

 

  • 頭が良い、賢いの理解
  • 例え話
  • 使い分け方
  • まとめ

 

1. 頭が良い、賢いの理解

MacBook Pro, white ceramic mug,and black smartphone on table

一言で表現するのは難しいですが、

頭が良い➡︎後天的に習得ができる、スキルとか

賢い➡︎元々備わっている、才能とか

こう考えています。

 

すごく身近なところでいうと、

勉強を頑張って高い点数を取った人を

「賢い」と表現するよりも、

「頭が良い」と表現することが多いはず。

 

使わなくはないですが、

「あの子(人)頭良くなったよね〜」は

聞くことがありますが、

「あの子(人)賢くなったよね〜」って

あんまり使わなくなりですか?

※かなり主観が入ってるかもですが💦

 

ある著書では、

「目が良いこと」が「頭が良いこと」であると

表現されているものもありました。

つまり、学ぶ目を持っている人のことだと。

 

また別のものでは、

賢いことは戦術的なことではなく、

戦略的に考えられる人のことであると

表現されていました。

 

どれも正解不正解はないと思います。

 

結局よくわからないじゃん!

って言われそうですが、

ここはシンプルに!

 

言われて嬉しいのはどっちですか?

 

「頭良くなったね」

 

これです!

なぜなら、、、

人は大抵良い悪いで判断する生き物である。

というのが前提としてあるからです。

 

「賢い」を良い悪いで表現するのは、、、

ちょっと難しいですよね?

 

良し悪しで判断することをすすめるわけでは

ないですが、相手が嬉しいのはどっちか。

 

もしも使う場合はそれを考えてみると

良いのかなと思っています。

 

2. 例え話

photo of bulb artwork

そして、ここからは話が少し戻りますが、

頭が良いということを目が良いと表現されていた

著書の内容を少し紹介していこうと思います。

 

ちなみに著書は、

著者:西岡壱誠さん、

「「考える技術」と「地頭力」がいっきに身に付く東大思考」

というものです。

 

で、そこにあった内容が、

視点の違い、見るべきところが違うという点。

 

これを著者は「目が良いこと」と言われています。

 

日常において疑問を持つこと。

「なぜ」を考える能力を養うこと

 

いろんな物事に疑問を持ち、その答えを探そうと

するように考えていくことで、自然と鍛えられる、

つまり、目が良くなっていく。

 

こう表現されています。

 

一つのことを「理解」することで、

他のことにも「応用」を利かせることができる。

 

例えば英単語で、

サブマリン(submarine)というのは「潜水艦」。

ただ、この単語はそうなんだと覚えていては、

応用まで利かせることが難しくなってしまいます。

 

細分化してみると、

サブ(sub)➡︎下

マリン(marine)➡︎海

これらから「海の下」=「潜水艦」と繋げて、

「理解する」と暗記せずとも「推測」が可能に

なるんです。

sub=下という「ニュアンス」があると知れば、

ここから応用を利かせることができるわけです。

例えば、サブウェイ➡︎道の下=地下鉄など。

 

数学の公式では、公式自体を丸暗記するのではなく

「どうしてこの公式が成立するのか」を

考えてみること。

「理解」することができれば、自分で公式を

組み立てることができるようになる。

 

歴史の出来事では、

「なぜこの時代に、この出来事が起こったのか。

 世界では同じ時期にどんな出来事があったのか」

それを考えて、繋げて理解することができれば、

暗記に頼らなくてよくなる。

 

つまり、

「理解する」を日常生活のレベルで細分化して、

常に「なぜ」を考える訓練をすることができれば、

「目が良くなる」、そして対応していける。

 

後天的に養えることから「頭が良い」

と表現されることになる。

 

東大に行くような人々はこんなことを、

元々できていたわけではないようです。

 

ほとんどの人は勉強したり、学んだりする中で、

これらのスキルを習得していっているんです。

 

3. 使い分け方

black smartphone near person

このように使いましょうってことはないです。

ただ、どういったものであるかは理解しておく

必要性ががあると思っています。

 

自分がどう思っているかと、

相手がどう感じるか。

 

ここを理解しておきましょう。

 

繰り返しになりますが、

頭が良い➡︎後天的に習得ができる、スキルとか

賢い➡︎元々備わっている、才能とか

 

 

頭が良いと表現される方が相手にとっては、

嬉しい表現になるんじゃないでしょうか。

 

自分の努力や成果を評価してもらっている印象を

受けるためです。

 

全員に共通しているわけではないので、見極めも

必要になる部分ありますが、

相手から認めてもらえると嬉しくないですか?

 

前提を知っておくとその使い分けができるように

なると考えています。

 

 

4. まとめ

いかがでしょうか。

 

最後になりますが、この「目が良い人」という

ところで一つ紹介しておきます。

 

それが、

目の良い人は勉強以外でも成功する

ということ。

 

努力を成し遂げている人というのは、往々にして

目が良い人であることが多いんだそうです。

 

例えば、問題を間違えてしまったとき、

「間違えちゃった」「気をつけないと」では、

何も変わらず、次に繋がらない。

 

目の良い人(頭の良い人)は、ここで

「なぜ」ここで間違えたのか、知識がないためか、

慣れていないためのミスなのか、

自分のミスや失敗を「分析」して活かすことを

考えている。

 

つまり、「間違いを分析する目」を普段から養う、

訓練をしており、そのスキルを身につけている。

 

頭が良い人=目が良い人

 

こう表現される理由がこういった部分です。

 

頭が良い➡︎後天的に習得ができる

賢い➡︎元々備わっている

 

 

ですので、「頭が良い=賢い」とはならない

というのが結論です。

 

自分自身が考える言葉の定義をしっかりと

理解して使っていきましょう。

 

それでは、また。